省エネ関連
空調設備「ファンコンベクター」とは?一次エネルギー省エネルギー計算を行う業者が解説!
2018-06-05
カテゴリ:省エネ計算[空調]
「ファンコンベクターって何?」
「どんなところに使われるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
ファンコンベクターとは、ガス給湯器で沸かした温水を室内機に引き込み、温水の通っている管に風を当てて温風を出す暖房装置です。
今回は、「ファンコンベクターとはなにか」、「そのメリットデメリット」、「設置に適する場所」について解説していきます。
ファンコンベクターとは、ガス給湯器で沸かした温水を室内機に引き込み、温水の通っている管に風を当てて温風を出す暖房装置です。
今回は、「ファンコンベクターとはなにか」、「そのメリットデメリット」、「設置に適する場所」について解説していきます。
■ファンコンベクターとは?
ファンコンベクターは、熱交換機(コイル)・ファンモーターユニット・エアーフィルターで構成される「ファンコイルユニット」を暖房用途に仕立てた装置です。
室外機が給湯システムとして温水を作り、室内機まで温水を引き込み、ファンで温水通路に風を当てることで温風を作ります。
その他の床置間欠使用暖房との違いとして、「温風の温度が低い(約70℃)」「温風が浮き上がりにくく足元から温まる」ことが挙げられます。
ファンコンベクターは、熱交換機(コイル)・ファンモーターユニット・エアーフィルターで構成される「ファンコイルユニット」を暖房用途に仕立てた装置です。
室外機が給湯システムとして温水を作り、室内機まで温水を引き込み、ファンで温水通路に風を当てることで温風を作ります。
その他の床置間欠使用暖房との違いとして、「温風の温度が低い(約70℃)」「温風が浮き上がりにくく足元から温まる」ことが挙げられます。
■メリット
〇メリット1.「空気を汚さない」
ファンコンベクターは、強制対流式かつ間欠使用型暖房でありながら、石油ストーブのように、室内で火を燃やさないので空気を汚しません。
〇メリット1.「空気を汚さない」
ファンコンベクターは、強制対流式かつ間欠使用型暖房でありながら、石油ストーブのように、室内で火を燃やさないので空気を汚しません。
〇メリット2.「エアコンより静か」
間欠使用型の暖房にはエアコンもありますが、ファンコンベクターは一般的にエアコンよりも静かだと言われています。
間欠使用型の暖房にはエアコンもありますが、ファンコンベクターは一般的にエアコンよりも静かだと言われています。
〇メリット3.「室内機の持ち運びができる」
室内機は持ち運びができ、部屋の美観やスペースの確保が必要な際に移動させることが簡単です。
さらに、別の部屋でも温水コンセントとつなげれば、その部屋で使用することができます。
室内機は持ち運びができ、部屋の美観やスペースの確保が必要な際に移動させることが簡単です。
さらに、別の部屋でも温水コンセントとつなげれば、その部屋で使用することができます。
〇メリット4.「過度な乾燥・結露がしにくい」
ファンコンベクターは、過度な乾燥や結露を防ぐ効果があると言われています。
そのため、窓付近に設置されることが多いようです。
ファンコンベクターは、過度な乾燥や結露を防ぐ効果があると言われています。
そのため、窓付近に設置されることが多いようです。
■デメリット
〇デメリット「工事が必要である」
ファンコンベクターのデメリットとして、室外機の設置や室内機用『温水コンセント』の設置工事が必要なことが挙げられます。
〇デメリット「工事が必要である」
ファンコンベクターのデメリットとして、室外機の設置や室内機用『温水コンセント』の設置工事が必要なことが挙げられます。
■ファンコンベクターに適した場所
ファンコンベクターは、火を使わないことから『子供部屋や高齢の方の部屋』に設置するのに特におすすめされています。
設置に工事が必要というデメリットを考慮すると、オフィスなどには向いていないかもしれません。
部屋の中の位置では、特に窓際に室内機を設置しておくと、結露対策も可能なためおすすめです。
ファンコンベクターは、火を使わないことから『子供部屋や高齢の方の部屋』に設置するのに特におすすめされています。
設置に工事が必要というデメリットを考慮すると、オフィスなどには向いていないかもしれません。
部屋の中の位置では、特に窓際に室内機を設置しておくと、結露対策も可能なためおすすめです。
以上が、「ファンコンベクター」についての解説でした。
株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。
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