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省エネ関連

空調機器を購入する前に知っておきたいビル用マルチエアコンの特徴とは?

2018-06-20
カテゴリ:省エネ計算[空調]
暑い夏や寒い冬に向けて、空調機器を新しくしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
エアコンは夏に涼しく、冬に暖かいといった快適な温度、湿度に調整してくれるとてもありがたい製品です。
しかし、エアコンは場所によって設置するべき種類が異なるということをご存知ですか?
そこでこの記事では、エアコンの種類の一つであるビルマルチエアコンとその他のエアコンを比較していきます。
 
■エアコンの種類
パッケージエアコンとビル用マルチエアコンというものがあるのですが、これらは業務用エアコンとも呼ばれています。
この業務用というのは、オフィスなどで使われるということを意味します。
反対に家庭用エアコンというものもあり、一般的にはルームエアコンとも呼ばれています。
使用場所としては、戸建住宅や集合住宅、その他の建物の小さい部屋です。
業務用エアコンと家庭用エアコンの違いは名前からも想像がつきやすいと思います。
しかし、パッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違いについては少し難しいのではないでしょうか?
そこで、次にパッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違いについて解説します。
 
■パッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違い
パッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違いを性能面と規模面で比較していきます。
 
〇性能
・パッケージエアコン
一台の室外機で複数のエアコン(室内機)を同時運転します。
すべてのエアコン(室内機)が同時運転になるため、部分的な調整はできません。
 
・ビル用マルチエアコン
一台の室外機に対して、異容量でタイプ違いの複数のエアコン(室内機)を個別に運転できます。
そのため、部分的に調整ができるので、省エネ対策にも繋がります。
 
〇規模
・パッケージエアコン
オフィスや店舗、食堂といったような比較的小規模なところに設置されることが多いです。
 
・ビル用マルチエアコン
大型の建物及び大規模空間の建物に設置されることが多いです。
 
性能面では、パッケージエアコンは室内機と室外機が同時に動きますが、ビル用マルチエアコンは室内機を別々に動かすことができるのがメリットになっています。
規模面では、小さめの施設はパッケージエアコンで、大きめの施設はビル用マルチエアコンという傾向があります。
先にご紹介したルームエアコンも含めると、ルームエアコン→パッケージエアコン→ビル用マルチエアコンの順番で規模が大きくなっていくということです。
 
今回は、ビル用マルチエアコンをその他の種類のエアコンと比較してご紹介しました。
皆さんの使用したい状況に合った種類のエアコンを設置しないと、十分な効果を得られない可能性があります。
是非、この記事をエアコン選びの役に立ててください。
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