省エネ関連
一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な6つの設備とは?
2018-05-21
カテゴリ:省エネ計算[概要]
オフィスの増改築・マイホームの新築の際などに必要な省エネルギー計算ですが、いったい何を、どうやって計算すれば良いのでしょうか?
今回は、「建築物の省エネルギー性能の評価法」、「一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な設備」について解説していきます。
今回は、「建築物の省エネルギー性能の評価法」、「一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な設備」について解説していきます。
■建築物の省エネルギー性能の評価方法
1.外皮性能
住宅の窓や外壁などの外皮部分には、「夏にどれだけ熱を吸収しないか」、「冬に熱を逃がさないか」などの性能が求められます。
外皮性能は、『外皮平均熱貫流率』と『冷房機平均日射取得熱取得率』で表されます。
地域により基準が定められており、温暖な地域・寒冷な地域など、夏の暑さや冬の寒さを気にする必要のない地域では、これらの基準値の計算が不要な場合があります。
1.外皮性能
住宅の窓や外壁などの外皮部分には、「夏にどれだけ熱を吸収しないか」、「冬に熱を逃がさないか」などの性能が求められます。
外皮性能は、『外皮平均熱貫流率』と『冷房機平均日射取得熱取得率』で表されます。
地域により基準が定められており、温暖な地域・寒冷な地域など、夏の暑さや冬の寒さを気にする必要のない地域では、これらの基準値の計算が不要な場合があります。
2.一次エネルギー消費量
建築物の一次エネルギー消費量計算値(設計一次エネルギー消費量と呼ぶ)が、法律で定める基準値(基準一次エネルギー消費量)を超えていない場合、省エネ基準に適合していると判断されます。
建築物の一次エネルギー消費量計算値(設計一次エネルギー消費量と呼ぶ)が、法律で定める基準値(基準一次エネルギー消費量)を超えていない場合、省エネ基準に適合していると判断されます。
※一次エネルギーとは?
一次エネルギーとは、化石燃料・原子力・水力・太陽光・風力から得られるエネルギーのことです。
一次エネルギーとは、化石燃料・原子力・水力・太陽光・風力から得られるエネルギーのことです。
また、二次エネルギーとは、一次エネルギーから一度変換された、電気・灯油・ガスから得られるエネルギーのことを指します。
建築物では、二次エネルギーがエネルギー源になりますが、建物の総消費エネルギーを計算する際には、通常一次エネルギーに単位変換します。
これらの一次エネルギー消費量は一年間に消費されるメガジュール[MJ/年]の単位で表されます。
建築物では、二次エネルギーがエネルギー源になりますが、建物の総消費エネルギーを計算する際には、通常一次エネルギーに単位変換します。
これらの一次エネルギー消費量は一年間に消費されるメガジュール[MJ/年]の単位で表されます。
■省エネルギー計算で一次エネルギーが考慮される設備
建築物の省エネルギー計算で、一次エネルギーが考慮される設備は主に以下の6つです。
建築物の省エネルギー計算で、一次エネルギーが考慮される設備は主に以下の6つです。
1.空気調和設備(冷暖房など)
2.機械換気設備(換気扇など)
3.照明設備
4.給湯設備
5.昇降機(エレベーターなど)
6.エネルギー利用効率化設備(太陽光発電やコージェネレーション設備など)
2.機械換気設備(換気扇など)
3.照明設備
4.給湯設備
5.昇降機(エレベーターなど)
6.エネルギー利用効率化設備(太陽光発電やコージェネレーション設備など)
1~5までの設備の一次エネルギー消費量計算値の合計から、6で作られる一次エネルギー生産量を引いて建築物全体の設計一次エネルギー消費量を計算します。
以上が「一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な設備」についての解説でした。
株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。
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