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2024-02-23T09:01:15+09:00
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2018-10-08T00:00:00+09:00
最新の照明の省エネ性能とは?照明の機能の観点からご説明します。
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=58#block393-58
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<div>照明の機能として『制御』『調光』『調色』という3つの機能があります。最新の照明はこうした照明の機能の調整がより精密に行うことができるようになり、消費電力の節約につながっています。</div>
<div>これらの3つの機能について説明し、その3つをコントロールする最新の照明の省エネ技術に関してご紹介したいと思います。</div>
<div> </div>
<div>□制御<br />
照明の本来の働きである、対象物を照らしてはっきりと見えるようにすることと周囲の状況を把握しやすくするために照明をコントロールすることをいいます。照明の明るさや照明の色を状況に合わせて変化させたりします。</div>
<div> </div>
<div>□調光<br />
調光とは光の明るさを変えることをいいます。明るさが明るいほど光の量が多くなり、それに伴う消費電力も多くなります。調光する方法としては、元々明るさが段階に分けられていてどの段階にするかを選ぶものと、自由に明るさを調整できるものがあります。</div>
<div> </div>
<div>□調色<br />
調色とは光の色を調節することを言います。同じような光の量であっても、光の色を変えると雰囲気が大きく変わります。光の色には寒色系のものから暖色系のものまで様々なものがあります。時間帯に応じて光の色を調整しましょう。例えば、リラックスしたいときは暖色系の光に変えるといったように、気分によって照明を変えることができます。</div>
<div> </div>
<div>□最新の省エネ照明技術<br />
こうした『制御』『調光』『調色』をうまく利用することによって照明で使用される電力を節約することができます。省エネ計算の計算項目である「在室検知制御」「明るさ検知制御」「タイムスケジュール制御」がその例です。</div>
<div> </div>
<div>*在室検知制御<br />
室内に人がいるかを検知して点灯・消灯を行います。手動で照明を管理しないので、人がいないときに照明がつきっぱなしになりません。</div>
<div> </div>
<div>*明るさ検知制御<br />
主に天井にセンサが設置され、室内の明るさを照明によってコントロールします。床や机から反射する光をセンサが記憶し、室内の明るさが一定になるように照明を調節します。また外光の影響も考慮するので一日中同じ明るさの環境に制御できます。</div>
<div> </div>
<div>*タイムスケジュール制御<br />
あらかじめ設定された時間に点灯・消灯します。また、照明の明るさや色を時間で変えることもできます。</div>
<div>照明の3つの機能をうまく調整することで消費電力の削減につながります。最新の照明は省エネ計算でも利用されているような性能をもっているものが多いです。こうした最新技術をうまく活用して効率よく省エネしたいですね。<br />
省エネ計算等でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
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2018-09-30T00:00:00+09:00
従来とは一味違う!便利なスマート照明の最新活用法とは
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=57#block393-57
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</style>
<div>朝昼晩、異なる色の灯りがつくスマート照明。<br />
人気の理由は、スマホで操作できる手軽さと色のバリエーションにありました。<br />
最近はそれだけではなく、他にも様々な機能が搭載されたスマート照明があります。<br />
また、従来から家庭用のスマート照明が人気ですが、明るさ・軽さなどの改善がなされた結果、オフィスや大型施設でも導入がなされるようになりました。<br />
今回は、そんなスマート照明とその最新の機能をご紹介いたします!</div>
<div> </div>
<div>□大きく進化したスマート照明、その驚きの機能と使用例まとめ<br />
*1600万通りの照明色彩!<br />
赤、青、緑の光の三原色を自在に組み合わせることで、なんと1600万通りの色彩が作れます。<br />
特にスマート照明ではLEDを用いているので、素子自体が小さく、調色、調光などの光のコントロールが比較的簡単にできます。<br />
従来よりも反応時間が早く、また反応が細やかになったため、カラーの調節の幅が広がりました。<br />
水族館やホテルなど、様々な明るさの光を用いる施設などで応用されています。</div>
<div> </div>
<div>*スマート照明×防犯カメラ<br />
照明の機能を果たしながら、照明と同じ電力源を用いて防犯カメラを起動するライトがあります。<br />
メリットとして、電力がほぼいらない、簡単に取り外しができる、防犯カメラだとわかりにくく自然に見える、などが挙げられます。<br />
防犯カメラの映像はクラウドに保存されているので、何かあったときにクラウドにアクセスして見ることができます。<br />
家庭・オフィスどちらにも用いられていますが、その自然さと設置の簡単さが評価されています。</div>
<div> </div>
<div>*スマート照明×wi-fiリピーター<br />
照明の特徴として、部屋のいたるところに配置されている、ということが挙げられます。<br />
これを利用した新しい照明に、wi-fiリピーターの機能を搭載したものがあります。<br />
wi-fiリピーターとは、wi-fiが届かないような奥の部屋にもwi-fiを届けられる、いわば無線延長コードのようなものです。<br />
広い施設やオフィスで利用ができそうですね。</div>
<div> </div>
<div>□まとめ<br />
いかがでしたか?<br />
現在はIoT(Internet of Things)を利用したサービスを組み合わせた一石二鳥のサービスが主流になっているのですね。</div>
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2018-09-22T00:00:00+09:00
初のIoTはスマート照明?!知って驚くスマート照明の歴史
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=56#block393-56
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<div>最近巷で噂の「スマート照明」。<br />
某大手家具販売店では、スマート照明が大ヒット商品になっているようですね。<br />
ではスマート照明とは一体なんなのでしょう。<br />
今回は、意外と知らないスマート照明の歴史をわかりやすくお伝えします。</div>
<div> </div>
<div>□スマート照明とは、スマートフォンと連動できる照明のことである<br />
スマート照明とは、スマートフォンを用いて点灯・消灯・光量の調整等さまざまな操作ができる電球のことです。<br />
蛍光灯、LED等さまざまなタイプがありますが、最近は世界中で省エネの機運が高まっているため、LEDタイプのスマート照明が人気です。<br />
付属のリモコンで操作するものも含めて広義のスマート照明だと言われることもありますが、今回はスマートフォンで操作するものに限定してその特徴や歴史をご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>□スマート照明の機能とは<br />
スマート照明の機能として、電球とスマートフォンをBluetoothで接続し、電球を使うシチュエーションによってスマートフォンで操作が可能になる、というところに最も大きな特徴があります。<br />
明るさや色が変えられるという点では従来とあまり変わらないように思えますが、従来の機能を超えた機能があります。</div>
<div> </div>
<div>*タイマー機能<br />
電球をつける時間を設定し、自動で点灯・消灯を行います。<br />
例えば朝は真っ白な光で目を覚まし、夜家に帰ると部屋には赤みのある暖かい色みの光がついている、など、生活に合わせて光環境を設定できます。<br />
これを使えば、消し忘れを防ぎ省エネに役立てることもできます。</div>
<div> </div>
<div>*気分で色を選んでくれる<br />
「勉強したい」「リラックスしたい」等の要望に合わせて、部屋の照明を選択してくれます。<br />
自分で明度や色を調節しなくても、目に適した適切な光加減が手に入りますね。</div>
<div> </div>
<div>□さて本題:スマート照明の起源は日本にあった?!<br />
スマート照明の起源となったのは、東京大学の研究所で生まれた「TRONプロジェクト」です。<br />
このプロジェクトは、実は個人にスマホが普及する30年も前に立ち上がったものでした。</div>
<div>時を遡ること1984年、ちょうど個人のコンピューターが登場し、ファミコンが流行った時期ですね。<br />
この年に、東京大学でネットワークを研究していた坂村健教授が、TRONプロジェクトを立ち上げました。<br />
TRON(The Realtime Operating system Nucleus)とは、ネットワーク化したコンピュータをあらゆるところで機能させ、利用するシステムのことです。</div>
<div> </div>
<div>これを開発するために取り組んだ研究をまとめてTRONプロジェクトと言います。<br />
このチームで最終的に建設した「TRON電脳住宅」では、ITを用いて天候や気温、日射等を自動的に計測し、その分析結果に合わせて室内の環境を整えられるように、自動で空調をコントロールし、窓やカーテンの開閉、照明の調整をすることができました。<br />
現代と違ってコンピュータは個人には手が出せないほど高価だったため、民間で実用化されることはありませんでした。</div>
<div> </div>
<div>しかしこれが元で、ビニールハウス内の自動温度調整機能などが作られ、現代になって一般家庭にまで普及が実現しました。<br />
その中の一つが、スマート照明です。</div>
<div>この時の坂村教授の研究の核となったアイデアに、HFDS(超機能分散システム:Highly Functionally Distributed System)があります。<br />
これはその後ユビキタス・コンピューティング、Cyber Physical Systems(CPS)などと名称を変えてきましたが、基本的には「コンピュータを使って様々な場所で機能を働かせる」という意味で同じ考えです。<br />
現在ではこのアイデアはIoT(Internet of Things)とよばれており、銀行の送金システムに用いられたり、メルカリ、Airbnb等のサービスアイデアの核となったりしています。</div>
<div> </div>
<div>□まとめ<br />
「現在私たちの生活になくてはならないIoTの起源が、実はスマート照明であった」という驚きの事実がお分かりいただけましたか?<br />
スマート照明はこれからもますます普及することが予想されます。</div>
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2018-09-14T00:00:00+09:00
最新のLED照明、その機能の進化とは!
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=55#block393-55
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<div>2015年7月に施行された建築物省エネ法、同年12月に締結されたパリ協定。<br />
これら2つの法律・協定が示すように、世界は省エネに向かって歩みを進めています。</div>
<div>建築物や大型施設の省エネと聞いて不可欠になるのが、LED照明ですね。<br />
従来の蛍光灯と比べたとき、LEDのエネルギー効率が良い、というのは皆さんもご存知のことと思います。<br />
実は、蛍光灯との比較だけでなく、技術の革新によってLED自体も昔と比べて大きな進化を遂げているのです。<br />
今回は、大型建築物等に用いられている最新のLED事情を、従来のLEDと比較してご紹介します!</div>
<div> </div>
<div>□LEDの歴史<br />
LEDとは発光ダイオード(Light Emitting Diode)の略で、炭化珪素に電気を流すと発光する半導体の一種です。<br />
蛍光灯は、放電によって発生する紫外線を蛍光物質にあてることで発光するものでしたね。<br />
蛍光灯に必要なのは電気ではなく放電によって生まれる紫外線であるため、放電に使われた電気は無駄になることが多いのに対し、LEDは電気のほとんどが発光に使われるので、少ない電気で光を得ることができる、ということですね。<br />
LEDの優れた点は、そのコスト対効果の大きさと、寿命の長さにあります。</div>
<div>初期(1960年代)に開発されたLEDは、赤色と黄緑色でした。<br />
その頃から表示用光源として使われていましたが、明るさの不足という点で広く普及しませんでした。<br />
1993年に青色、1995年に緑色のLEDが実用化されたことで、赤、青、緑の光を組み合わせ、明るい白色の光を作り出すことが可能になりました。<br />
明るさが改善されたことで、LEDは一般に使用され始めました。</div>
<div> </div>
<div>□現代の最新技術動向<br />
そして、2010年代の現代では、さらに2つの点で大きく改善されました。<br />
それは、①明るさと、②軽量化・小型化です。<br />
1990年代、明るさが改善されたとはいえ、また当時の蛍光灯には劣る光の強さでした。<br />
2010年代初頭では、補助ライトや、光をあまり必要としないトイレなどの照明としてしか役割を果たせませんでした。<br />
しかし現在では、他の蛍光灯と変わらない照度を保てるようになり、電車の構内や車のライト、映画館の誘導灯としても役割を果たせるようになったのです。<br />
また、軽量化、小型化により、小さなディスプレイのバックライトに使われるほか、落下が心配された装飾としてのLEDライトも実用化されています。</div>
<div> </div>
<div>□最近のLED使用効果例<br />
・車のヘッドライト<br />
持続性・衝撃耐性という面で重宝されています。明るさの改善により、LEDでハイビームも出せるようになりました。<br />
・ビル全体の照明の取替え<br />
11階建のビルの大幅省エネ化に成功し、変更前より40%程度電力削減をすることができました。オフィスでも申し分ない明るさです。<br />
・美術館のライト<br />
紫外線を出さないため、光を受けても色が変色しません。そのため、美術品と相性が良く、館内のライトの一斉変更を検討する施設もあります。<br />
・ホテルや温泉等の娯楽施設<br />
落ち着いた色が必要な娯楽施設とLEDは非常に相性が良いとされています。LEDの小型化により、壁や地面にライトを設置し、上からだけでなく各方面から優しい光も届きます。大幅な省エネ及び電気エネルギーの減少により、CO2削減に成功しました。</div>
<div> </div>
<div>□まとめ<br />
最新のLEDは、オフィスや施設だけではなく、野外ライトや壁版パネルにも使われています。<br />
LEDの懸念点であった明るさ・重さが改善されたことで、世界の省エネに貢献するため、施設ごとLEDを取り入れる事例が急増しています。<br />
LEDを取り入れると、エネルギーがどれほど削減されたか計算するのも楽しみになりますね。</div>
<div> </div>
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2018-09-06T00:00:00+09:00
有機EL照明ってどんなもの?性能や使用の利点について
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=48#block393-48
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<div>
<div>有機EL照明について、何となく聞いたことがあるという方も増えてきたのではないでしょうか。</div>
<div>最近では、有機ELと名の付くものとして、有機ELディスプレイが新型のスマートフォンなどに搭載されていたことで話題になりました。</div>
<div>しかし、「有機EL照明とは何か?」と問われると、なかなか返答が難しいものですよね。</div>
<div>今回はそんな有機ELの仕組みや特徴、使用の際の利点についてお伝えしたいと思います。</div>
<div> </div>
<div>■面で光る照明</div>
<div>まずは有機EL照明の仕組みについて簡単に説明します。</div>
<div>有機EL照明は、正と負の反対の極を持った二枚の層が、発光する有機物の層を挟む構造になっています。</div>
<div>正から負に向けて一方向に電気が流れたときのみ有機物の層が発光する仕組みで、これは発光ダイオードの原理と同じです。</div>
<div> </div>
<div>有機ELは別名有機発光ダイオードとも言われ、わかりやすく言えば発光ダイオードをシート状に伸ばしたものです。</div>
<div>薄いシート状になっているため形を変化させやすく、有機ELを使用した薄型の照明は折り曲げたり丸めることも可能です。</div>
<div>形を自在に変えやすいことから天井や壁に埋め込んで使うことも容易ですし、形を工夫してデザイン性のある照明も作れます。</div>
<div> </div>
<div>■照明としての性能は</div>
<div>では、有機EL照明の照明は、性能の点では白色灯や蛍光灯よりも高く、項目によってはLED照明を凌ぐほどであると言われています。</div>
<div>まず、有機EL照明のエネルギー効率はLEDと同様に高く、熱による損失はほとんどありません。</div>
<div>熱による損失がないということは、長時間使用しても、照明自体があまり熱くならないということです。</div>
<div>また、少しの電力で使用できるのは、省エネと言えますね。</div>
<div> </div>
<div>次に、面で均一に発行するため、光が柔らかく反射も少ないという特徴があります。</div>
<div>例えば、LEDの場合だと、強い光が一点に集中するため、光がまぶしすぎたり、物が反射して見えにくかったりすることがあります。</div>
<div>同じ発光ダイオードの仕組みを使っているとはいえ、点で発光するものと面で発光するものでは物体の照らし方が異なっています。</div>
<div>また有機EL照明は、面で満遍なく広い波長の光を発するため、もの本来の色味を活かす“演色性”にも優れているのです。</div>
<div> </div>
<div>■有機EL照明が使用されている場所</div>
<div>ここまで、有機EL照明の性能や特徴、メリットなどについてお伝えしました。</div>
<div>次に、有機EL照明が使用されている場所をご紹介します。</div>
<div>・美術館</div>
<div>・博物館</div>
<div>・商業施設</div>
<div>このような場所では有機EL照明を使用し、もの本来の色味を活かす演出をしていることがあります。</div>
<div>有機EL照明はこのような場面で使用されています。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ</div>
<div>有機EL照明は初期費用が高いのが難点ですが、形を変えてどこにでも設置することができるため、今後応用されて様々な場所で活用されていくでしょう。</div>
</div>
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2018-08-29T00:00:00+09:00
有機EL照明とLED照明の違いとそれぞれの特徴について
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=42#block393-42
1
<div>
<div>皆さん、有機EL照明とLED照明、この二つの言葉を聞いたことはありますでしょうか。<br />
両方知っているという方もいれば、名前だけなら聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。<br />
これらはどちらも環境にやさしく害が少ないものとして近年注目されている照明です。<br />
今回は、そんな環境への配慮が強く求められる現代において注目を集める照明についての理解を深めていきましょう。</div>
<div> </div>
<div>■LED照明が注目される理由</div>
<div>有機EL照明とLED照明のうち、後者についてはよく知っている方も多いのではないでしょうか。<br />
LED照明は、1990年代末に発明された青色発光ダイオードの活用によって生まれた照明で、これまでの主流照明であった白熱電球や蛍光灯に比べて発光の際の発熱量が極めて少なく、熱くなりにくい照明として注目を集めました。</div>
<div> </div>
<div>LED照明の特徴として、小さな電球のようなものがたくさん集まっていて、一つ一つがとても明るいことが挙げられます。これは、LED照明の明かりの元が発光ダイオードと言う小さな電球のような部品でできているためです。<br />
発光ダイオードは、今までの蛍光灯とは違って放電によって光っているわけではないので、少しの電気でとても明るく光らせることができます。</div>
<div> </div>
<div>これを応用して作られたLED照明は、発光ダイオードの明るさを活用しながら、それらが劣化しにくいように上手く作られているため、照明としての性能が高く、更に、寿命も大変長持ちなのです。<br />
CMなどでは40,000時間使っても切れないLED電球が取り上げられており、その寿命の長さには驚かされます。</div>
<div> </div>
<div>■LEDの先を行く有機EL照明とは?</div>
<div>LED照明よりも最近になって話題になってきているのが、有機EL照明です。<br />
有機物と言えば、脂肪やたんぱく質と言った体内で作られる物質、またはパンやお米といった食べ物も有機物の代表として挙げられ、何だか生き物のような感じがしますが、有機とは炭素を含む物質のことで、プラスチックやビニールもこれにあたります。</div>
<div> </div>
<div>では、有機EL照明とは一体何なのかと言うと、簡単に言えば「発光ダイオードがシート状になったもの」です。<br />
先ほどLED照明の話で出てきた発光ダイオードという電気を通すことで光る部品が、形をなくして一枚の層になったと考えていただければ良いかと思います。</div>
<div>本来、発光ダイオードはLED照明の一粒一粒を構成するように一定の大きさを持っているのですが、有機ELではその大きさをなくし形を自在に変えることが可能になったため、有機EL照明はシート自体が光るのです。<br />
つまり、メリットとしては壁や天井といった奥行きのないスペースに設置しやすく、面自体で光るきれいな見栄えを期待できることが挙げられます。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ<br />
有機EL照明とLED照明は、どちらも寿命は大変長く、照明としての性能は抜群です。<br />
ただ、有機EL照明は明るさや原材料の点でまだこれから開発が進んでいく段階ですので、今後の進歩にも期待していきましょう。</div>
</div>
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2018-08-21T00:00:00+09:00
人々の生活を支えてきた蛍光灯の種類や特徴とは
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=52#block393-52
1
<div>
<div>これまで照明は多くの発展を遂げており、今でも進化し続けています。</div>
<div>その中でも蛍光灯は近年の私たちの暮らしを支えてくれていました。</div>
<div>今回はその蛍光灯に注目し、蛍光灯の種類や特徴を紹介します。</div>
<div> </div>
<div>■蛍光灯の特徴</div>
<div>蛍光灯は、円柱型のガラス管の中にアルゴンガスと少量の水銀を充填し、電気を流した時に放電するその光を用いた照明器具です。</div>
<div>要は、電気が「バチッ!」と放電した時の光をガラス管内に反射させ、それをちょうど良い明かりに調節して使っているということです。</div>
<div>蛍光灯は、少量の電気を流しさえすれば、中で電子と原子が衝突して連続的に放電を起こすため、大量の電気は必要ありません。</div>
<div> </div>
<div>これが白熱灯では、電気を流してフィラメントの温度を高温に上昇させ続けることで光が発生しているため、時間当たりの消費電力が全く違います。</div>
<div>またフィラメントの温度を上げると言ったように、白熱灯では発熱の過程で大量の熱が発生するため、電気エネルギーの消費の効率が良くありません。</div>
<div>蛍光灯では、電子と原子の放電によって光を得ているため、エネルギー効率の点でも白熱灯よりも蛍光灯の方が優れていると言えます。</div>
<div> </div>
<div> </div>
<div>■蛍光灯の種類</div>
<div> </div>
<div>蛍光灯には主に三つの種類があります。</div>
<div>主流なのがグロースターター型とラピッドスタート―型の二つです。</div>
<div>グロースタータ形は蛍光灯のワット数に応じた点灯管(グロー球)を使用して点灯させるタイプの蛍光灯で、ラピッドスタート―型は点灯管が無くて使えるタイプの蛍光灯です。</div>
<div>また、電気のスイッチをオンにしてから、照明が点灯するまでの時間に違いがあり、</div>
<div>グロースターター型は点灯までに少し時間がかかる上につき始めはややちらつきがあるのに対して、ラピッドスタート―型はスイッチを押してからの点灯時間が早く、蛍光灯に特有のつき始めのちらつきも少なめです。</div>
<div> </div>
<div>両者の型の違いは、ガラス管の端に「FL」と書いてあればグロースターター型で、「FLR」と書いてあればラピッドスタータ―型です。</div>
<div>・「FL」 は Fluorescent Lamp(蛍光灯) の頭文字</div>
<div>・「FLR」は FL(蛍光灯)に Rapid(速い)の頭文字をつけたもの</div>
<div> </div>
<div>蛍光灯にはこれ以外にも「FHF」で表されるインバーター型というものがあります。</div>
<div>特別な回路で電気がつく仕組みになっているため点灯時間が速く、ちらつきが少ないのが特徴です。</div>
<div>ただ、蛍光灯照明器具は2019年3月までに国内の主要メーカーでの生産終了が決まっており、LEDなどより高性能な照明器具に代替されます。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ</div>
<div>一口に蛍光灯と言っても種類が豊富にあります。</div>
<div>蛍光灯は当時の白熱灯で問題となっていた時間あたりの消費電力に大きな違いを生みました。</div>
<div>今はLEDが大きな違いを生み出しており、また新たな照明がLEDと大きな違いを作り、発展しています。</div>
今後もそれぞれの課題を改善し、より生活が豊かになるよう進化してほしいですね。</div>
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2018-08-01T00:00:00+09:00
白熱灯と蛍光灯の違いを比較!それぞれの利点について
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=51#block393-51
1
<div>
<div>白熱灯と蛍光灯、どちらも多くの施設で用いられていた照明の種類ですが、その違いをご存知でしょうか。</div>
<div>見た目の違いは分かるものの、仕組みや性能の違いまでは知らないという方も多いと思います。</div>
<div>そこで今回は、白熱灯と蛍光灯の違いについて解説します。</div>
<div> </div>
<div>■仕組みの違い</div>
<div> </div>
<div>白熱灯と蛍光灯は、同じ電気を使った照明器具ではありますが、その仕組みは全く異なります。</div>
<div>具体的には、白熱灯は電気をフィラメントの部分に流し、それが熱を持って輻射の作用によって発光する仕組みをもとに作られています。</div>
<div>そのため、明かりのもとは電気による発熱です。</div>
<div>一方で、蛍光灯はアルゴンガスと極少量の水銀が閉じ込められたガラス管の中に電気を流して、電子と原子の衝突によって起こる放電の現象をもとに作られています。</div>
<div>熱は副次的にしか発生せず、主な明かりの元は放電です。</div>
<div>このように白熱灯と蛍光灯では明かりを生じさせる仕組みが全く異なっているのです。</div>
<div> </div>
<div>■エネルギー効率が良い蛍光灯</div>
<div> </div>
<div>明かりを生じる仕組みが異なっていたように、それぞれ性能にも違いがあります。</div>
<div>白熱灯はフィラメントと呼ばれる抵抗体に電気を流し、その際熱を持つと同時に発光するその光を使って照明を作っているため、大量の熱を発生するのが特徴です。</div>
<div>発光の際にエネルギーが熱によって消費されることを熱損失と言いますが、白熱灯ではこの熱損失が90%近くもあります。</div>
<div>つまり、100の電気を流した場合の90は熱によって失われているということなのです。</div>
<div>一方の蛍光灯は、電子と原子が衝突した際の放電によって照明の効果を果たしているため、熱は放電によって生まれた分しか逃げていきません。</div>
<div>放電によって生まれる熱も少なからずあるため、つけ続けていると熱くなりますが、熱損失の割合はおよそ75%です。</div>
<div>まだまだ高い損失の割合ですが、蛍光灯と発熱灯を比較すると、エネルギー効率の点では蛍光灯の方が良いということになります。</div>
<div> </div>
<div>■白熱灯の優れた点</div>
<div> </div>
<div>白熱灯のフィラメントは金属でできているため、目に見えるようなスピードで体積が減っていくことはありませんが、それでも真空状態で熱を帯びることで昇華し、少しずつ消耗していきます。</div>
<div>平均寿命は1000時間と蛍光灯より短いです。</div>
<div>しかし、ものを色鮮やかで自然な色に見せる演色性の点では優れています。</div>
<div>白熱灯は柔らかな光でものの持つ本来の色を映し出すことができるため、光をあてても自然な印象を与えるのです。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ</div>
<div>白熱灯と蛍光灯は似ているようですが、仕組みも特徴も全く違う照明です。</div>
<div>今では白熱灯と蛍光灯は国内主要メーカーでは生産終了が決まっており、2019年3月にはほとんどがLEDなど新たな照明器具に代替されます。</div>
白熱灯、蛍光灯のように様々な改善がされており、今後もより良い照明の開発に期待しましょう。</div>
-
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2018-07-13T00:00:00+09:00
白熱灯の種類は?白熱灯の性能や特徴について
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=50#block393-50
1
<div>
<div>皆さんは普段の生活の中でさまざまな照明を見かけると思います。</div>
<div>蛍光灯や白熱灯、そして最近ではLEDの普及もかなり進んでいますよね。</div>
<div>しかし、この中で今最も長く使われているのが白熱灯です。</div>
<div>白熱灯にはどんな種類があるのでしょうか?</div>
<div>また照明としての性能や特徴についても見ていきましょう。</div>
<div> </div>
<div>■電気を明かりに変えた白熱灯</div>
<div> </div>
<div>白熱灯が発明された当時、世の中で研究が進められていたのが電気です。</div>
<div>人類は電気が使えるようになったことで生活の利便性が増し、照明もその中で他の道具と同じように発達を遂げました。</div>
<div>照明はそれまで火を用いたろうそくやランプ、提灯、行灯が主流でしたが、電気が生まれそこから放熱や発熱の過程で光が取り出せるようになったことで、火よりも安全で効率の良い電気が照明の基準となったのです。</div>
<div> </div>
<div>白熱灯は、電球内部にあるフィラメントを発熱させたときに発する光を上手く活用することで照明の役割を果たしています。</div>
<div>フィラメントはろうそくのろうやランプの油と違って、基本的には量が減っていくということがないので、火を使った照明に比べて大変長持ちする照明だったのです。</div>
<div>他にも火を使わないことから引火の恐れがなく、安全性の面でも照明としては優秀でした。</div>
<div> </div>
<div>■白熱灯の種類</div>
<div> </div>
<div>そんな白熱灯には今では様々な種類があります。</div>
<div>最もメジャーな分類の仕方としてはソケットの大きさによるもの、その他カバーの色や形によるものがあります。</div>
<div>ソケットとは電球の土台となる部分で本体の大きさを決めています。</div>
<div>大きいものだとレストランの吊り下げ照明に見るような、電球がそのまま使われているものが想像しやすいでしょう。</div>
<div>小さいものは、例えば懐中電灯の中に組み込まれている豆電球、あれは今ではLEDのものもありますが、一昔前は白熱灯でした。</div>
<div> </div>
<div>白熱灯は当時としては寿命が長く、安全性も高い照明として知られていましたが、今では蛍光灯やLEDといった、より長命で発熱が少なく安全な照明に代替されるようになりました。</div>
<div>この流れは加速しており、国内の主要メーカーも白熱電球の生産を終了し、LEDや次の照明の開発に力を入れています。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ</div>
<div>電気が発明された当初から使われている白熱灯。</div>
<div>長く生活のあかりとして役割を果たしてくれていました。</div>
<div>今活躍しているLEDもこの白熱灯の発明がなければ生まれなかったものです。</div>
白熱灯があるからこそ今の私たちの生活があるのですね。</div>
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2018-06-30T00:00:00+09:00
LED照明の性能は良い?利点と欠点についてまとめてみた
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=47#block393-47
1
<div>
<div>最近では、LED照明をよく見かけるようになりましたよね。</div>
<div>例えば、信号機でも導入されていますが、反射板を使用しない構造であるため、誤認のリスクを減らすことにも繋がっています。</div>
<div>他にも多くのメリットがあるため、従来の蛍光灯よりもLED照明が使用されることが増えてきたかと思います。</div>
<div>そこで今回は、LED照明の特徴についてご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>■省エネ性能が高い照明</div>
<div>LED照明の特徴を説明する時に「LED照明は省エネに向いている」とよく言われます。</div>
<div>これがどういった理由で言われているのかというと、LED照明は使用している消費電力量が少ないので節電につながるということです。</div>
<div>LED照明は、発光ダイオードと言って、電気を流すことで光を発する部品を照明に応用して作られているため、無駄な電力を消費することなく最小限の電力で明かりを灯すことができるのです。</div>
<div>発光ダイオードは発光の際にほとんど熱を出さずエネルギー効率も良いため、省エネに最適な商品といえます。</div>
<div> </div>
<div>次にLED照明は商品自体の寿命がとても長く、買い替えの頻度が少なく、継続して使えるということです。</div>
<div>白熱灯が主流だったころは、頻繁に交換を行う必要がありました。</div>
<div>ランニングコストも思いの外かかり、病院や学校といった照明がたくさん使用されている施設では、それだけでかなりの費用と手間になっていました。</div>
<div> </div>
<div>その点、LED照明は使用した際に発光ダイオードの消耗が少なく、照明としても劣化しにくいため、買い替える頻度が少ないです。</div>
<div>寿命はおよそ20年と言われており、白熱灯や蛍光灯と比べてもかなり長持ちします。</div>
<div> </div>
<div>■LED照明の利点と欠点</div>
<div>LED照明の利点としては、先ほど挙げたような寿命の長さとランニングコストの低さが挙げられます。</div>
<div>LED照明のもととなっている発光ダイオードは、ほとんど熱を発しないため長時間使っていても照明自体が熱くなりにくく、熱による劣化が少ないのです。</div>
<div> </div>
<div>一方、欠点としては、イニシャルコストが高いということが挙げられます。</div>
<div>開発が進み、徐々に価格は安くなってきているとはいえ、導入の際はこれからの使用年数や今の予算をもとに、従来の照明器具との総コストを比較・検討し、どちらがお得になるかを考慮する必要があるでしょう。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ</div>
<div>蛍光灯や白熱灯に比べればイニシャルコストの高いLED照明ですが、その消費電力は白熱灯に比べて80%、蛍光灯に比べて30%削減できるとも言われています。</div>
<div>長年使用する予定があれば、LED照明はランニングコストが安く、お得と言えるでしょう。</div>
</div>
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2018-06-25T00:00:00+09:00
LED照明と蛍光灯の性能を比較!明るさや寿命の違いについて
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=46#block393-46
1
<div>
<div>最近では、LED照明が広く認知されてきていますよね。</div>
<div>皆さんも、従来の蛍光灯よりも環境にやさしいというイメージを持っているのではないでしょうか?</div>
<div>特に、大きな施設の場合になると、LED照明を使うメリットが大きくなります。</div>
<div>そこで今回は、LED照明と蛍光灯を比較してご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>■明るさは蛍光灯が勝る?</div>
<div>高性能な照明として有名になったLED照明ですが、明るさのみで比較すると、以前はLED照明よりも蛍光灯の方が優れていました。</div>
<div>lm/w(ルーメン/ワット)と呼ばれる、消費量1W当たりの光の量を示す値で比較すると、当初は蛍光灯の方が1W当たりの光が強かったのですが、近年ではLED照明の進化に伴い、差異も小さくなっています。</div>
<div> </div>
<div>また、実際に照明の明るさを見たときに、より明るく感じるのはLED照明の方です。</div>
<div>なぜ、LED照明の方が明るく感じるのでしょうか?</div>
<div> </div>
<div>それは、LED照明と蛍光灯では、発する光の特徴に違いがあるからです。</div>
<div>これまで、一般的であった蛍光灯の光は、光の方向が散乱することで周囲を満遍なく照らす仕組みになっています。</div>
<div>一方で、LED照明は、照明に含まれる発光ダイオードの一つ一つが発光し、一方向に向かって光を発するため、向かい側から見れば光が集まっていて、とても明るく感じるのです。</div>
<div>明るさの単位は照明が周囲に対して発する光の合計の明るさを表すため、結果的に様々な方向に光を多く発する蛍光灯の数値の方が高くなるのです。</div>
<div> </div>
<div>■気になる寿命は?</div>
<div>照明はどのくらいの寿命なのでしょうか?</div>
<div>病院や学校、事務所といった大きな施設になれば、必要な照明の量も多いので、寿命の差によって生まれる損得が大きくなってしまいます。</div>
<div>蛍光灯の照明の場合は、寿命が12,000時間と言われています。</div>
<div>それに対して、LED照明は発光ダイオードと呼ばれる半導体の一部品に電気を通して発光させるという負荷の少ない照明であるため、寿命が40,000時間と言われています。</div>
<div>LED照明は短く見積もっても10年、長い場合には20年も持つと言われる寿命の長い照明なのです。</div>
<div> </div>
<div>また、エネルギー源に対する発光効率は、エネルギー効率が比較的良いと言われる蛍光灯でも25%のエネルギー変換効率であるのに対し、LED照明は63%のエネルギー効率を誇っています。</div>
<div>そのため、病院や学校、事務所といった場所に使用すれば、経済的に使用できます。</div>
<div> </div>
<div>■まとめ</div>
<div>LED照明は交換の頻度も少なく消費電力の少ないエコな照明である為、LED照明の採用が進んでいるのです。</div>
</div>
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2018-06-20T00:00:00+09:00
空調機器を購入する前に知っておきたいビル用マルチエアコンの特徴とは?
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=45#block393-45
1
<div>
<div>暑い夏や寒い冬に向けて、空調機器を新しくしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。</div>
<div>エアコンは夏に涼しく、冬に暖かいといった快適な温度、湿度に調整してくれるとてもありがたい製品です。</div>
<div>しかし、エアコンは場所によって設置するべき種類が異なるということをご存知ですか?</div>
<div>そこでこの記事では、エアコンの種類の一つであるビルマルチエアコンとその他のエアコンを比較していきます。</div>
<div> </div>
<div>■エアコンの種類</div>
<div>パッケージエアコンとビル用マルチエアコンというものがあるのですが、これらは業務用エアコンとも呼ばれています。</div>
<div>この業務用というのは、オフィスなどで使われるということを意味します。</div>
<div>反対に家庭用エアコンというものもあり、一般的にはルームエアコンとも呼ばれています。</div>
<div>使用場所としては、戸建住宅や集合住宅、その他の建物の小さい部屋です。</div>
<div>業務用エアコンと家庭用エアコンの違いは名前からも想像がつきやすいと思います。</div>
<div>しかし、パッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違いについては少し難しいのではないでしょうか?</div>
<div>そこで、次にパッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違いについて解説します。</div>
<div> </div>
<div>■パッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違い</div>
<div>パッケージエアコンとビル用マルチエアコンの違いを性能面と規模面で比較していきます。</div>
<div> </div>
<div>〇性能</div>
<div>・パッケージエアコン</div>
<div>一台の室外機で複数のエアコン(室内機)を同時運転します。</div>
<div>すべてのエアコン(室内機)が同時運転になるため、部分的な調整はできません。</div>
<div> </div>
<div>・ビル用マルチエアコン</div>
<div>一台の室外機に対して、異容量でタイプ違いの複数のエアコン(室内機)を個別に運転できます。</div>
<div>そのため、部分的に調整ができるので、省エネ対策にも繋がります。</div>
<div> </div>
<div>〇規模</div>
<div>・パッケージエアコン</div>
<div>オフィスや店舗、食堂といったような比較的小規模なところに設置されることが多いです。</div>
<div> </div>
<div>・ビル用マルチエアコン</div>
<div>大型の建物及び大規模空間の建物に設置されることが多いです。</div>
<div> </div>
<div>性能面では、パッケージエアコンは室内機と室外機が同時に動きますが、ビル用マルチエアコンは室内機を別々に動かすことができるのがメリットになっています。</div>
<div>規模面では、小さめの施設はパッケージエアコンで、大きめの施設はビル用マルチエアコンという傾向があります。</div>
<div>先にご紹介したルームエアコンも含めると、ルームエアコン→パッケージエアコン→ビル用マルチエアコンの順番で規模が大きくなっていくということです。</div>
<div> </div>
<div>今回は、ビル用マルチエアコンをその他の種類のエアコンと比較してご紹介しました。</div>
<div>皆さんの使用したい状況に合った種類のエアコンを設置しないと、十分な効果を得られない可能性があります。</div>
<div>是非、この記事をエアコン選びの役に立ててください。</div>
</div>
-
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2018-06-15T00:00:00+09:00
空調機器を購入する前に知っておきたいパッケージエアコンの特徴
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=44#block393-44
1
<div>
<div>エアコンがあると、夏でも冬でも快適に過ごせますよね。</div>
<div>しかし、やはり機械なので、壊れてしまうこともあります。</div>
<div>そんな時に、どのようなエアコンを購入すれば良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。</div>
<div>そこでこの記事では、エアコンの種類の一つであるパッケージエアコンについてご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>■家庭用エアコンと業務用エアコン</div>
<div>エアコンには、家庭用と業務用の2種類があります。</div>
<div>家庭用はルームエアコンのことで、業務用はパッケージエアコンやビル用マルチエアコンのことです。</div>
<div>ルームエアコンは、戸建住宅や集合住宅に使用されることが多く、パッケージエアコンはオフィスや店舗などに使用されています。</div>
<div>また、ビル用マルチエアコンは大型施設やビルなどの大きな建物に使用されています。</div>
<div>「どうして、場所によって使用されるエアコンの種類が違うの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。</div>
<div>実は、エアコンの種類によって、冷暖房能力が異なってくるのです。</div>
<div>そのため、場所にあった種類のエアコンを使用しないと、十分な効果が得られないといったことにも繋がります。</div>
<div>ですから、皆さんがどこにエアコンを設置するのかが重要になってきます。</div>
<div> </div>
<div>■パッケージエアコンの形</div>
<div>エアコンをオフィスや店舗などに設置することを検討している方に向けて、パッケージエアコンの室内機の形についてご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>・天井埋込カセット形</div>
<div>この形は、最も主流なタイプのものになります。</div>
<div>本体は天井内に埋め込まれ、化粧パネルだけが表面に出る設置方式のものです。配管類が天井内にレイアウトされますので、デザイン性に優れていて、部屋を広く感じられるのがメリットです。</div>
<div> </div>
<div>・ダクト形</div>
<div>本体が天井内に埋め込まれており、天井部分に取り付けてある吹出口と吸込口から空調を整えるタイプのものです。</div>
<div>ダクト接続により、自由なレイアウトができるため、温度や湿度のムラを解消しやすいというのがメリットです。</div>
<div> </div>
<div>・天井吊形</div>
<div>本体が天井面に露出して設置されるタイプのものです。</div>
<div>最近では、天井埋込カセット形が主流になっていますが、天井埋め込みスペースがなくて、壁面造作装飾に影響を与えたくない場合などに設置されています。</div>
<div> </div>
<div>・床置形</div>
<div>床に置くタイプのエアコンです。</div>
<div>床に置くだけなので、取付が最も容易で、短時間で設置が完了できます。</div>
<div> </div>
<div>このように、パッケージエアコンの中でも様々な形のタイプの室内機があります。</div>
<div>皆さんにとって、どの種類のものが適切なのかを考えてみてください!</div>
<div> </div>
<div>今回は、パッケージエアコンについてご紹介しました。</div>
<div>パッケージエアコンとルームエアコンやビル用マルチエアコンでは、冷暖房能力が異なるため、これらのどれを使うかは使用場所によって異なります。</div>
<div>また、パッケージエアコンには、様々なタイプの室内機が用意されていますので、適切なものを選ぶようにしたいですね。</div>
</div>
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2018-06-10T00:00:00+09:00
空調機器を購入する前に知っておきたい!ルームエアコンの特徴は?
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=43#block393-43
1
<div>
<div>「夏を快適に過ごすために、エアコンが欲しい!」</div>
<div>「今まで使っていたエアコンが壊れたから、買い替える必要がある!」</div>
<div>という方もいらっしゃるでしょう。</div>
<div>エアコンは、快適に過ごすために今となっては必要不可欠な製品です。</div>
<div>しかし、エアコンの中にも種類があり、それを知って機器を選ばないと、エアコンの故障や性能をうまく発揮できなかったりすることがあります。</div>
<div>そこでこの記事では、エアコンの種類の一つであるルームエアコンについてご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>■ルームエアコンの特徴</div>
<div>エアコンとは、エアコンディショナーの略称であり、室内の空気の温度や湿度を調整する機械のことです。</div>
<div>エアコンが空気の温度や湿度を調整してくれるおかげで、快適に過ごせる環境が整っています。</div>
<div>ルームエアコンには、ルームクーラーといわれる冷房専用型とヒートポンプ型(冷房・暖房兼用型)とがあります。</div>
<div> </div>
<div>また、据え付け方法には、窓用(ウインド型)とセパレート型の2タイプがあります。</div>
<div>窓用(ウインド型)は、室外機とエアコンが一体となっていて、窓や壁に取り付け、室外機部分を室外に出すように設置し、コンデンサ(凝縮器)を外気により冷ますタイプのものです。</div>
<div>既存の引違い窓に設置ができるということで、様々なメリットがあります。</div>
<div> </div>
<div>セパレート型は部屋の内側に蒸発器と送風機を収めたユニット(室内機)を置いて、外側に圧縮機(コンプレッサー)、凝縮器および送風機を収めたユニット(室外機)を置いて、この間を冷媒を通すパイプで結んでいるタイプのものです。</div>
<div> </div>
<div>■ルームエアコンが使用されている場所</div>
<div>ここまで、ルームエアコンの特徴についてお伝えしました。</div>
<div>次に、ルームエアコンがどのような場所で使用されているのかをご紹介します。</div>
<div> </div>
<div>ルームエアコンは家庭用エアコンとも言われることもあります。実際に使用されている場所としては、戸建住宅や集合住宅などが多いですが、その他の建物では小さい部屋に設置し、使用される場合があります。</div>
<div>適切でない場所で使用すると、うまく効果が得られなかったり、故障につながることもあります。</div>
<div> </div>
<div>今回は、ルームエアコンについてご紹介しました。</div>
<div>ルームエアコン以外にも種類がありますので、特性を把握した上で、エアコンを選ぶことが大切になります。</div>
</div>
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2018-06-05T00:00:00+09:00
空調設備「ファンコンベクター」とは?一次エネルギー省エネルギー計算を行う業者が解説!
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=31#block393-31
1
<div>
<div>「ファンコンベクターって何?」</div>
<div>「どんなところに使われるの?」</div>
<div> </div>
<div>このような疑問をお持ちではないでしょうか?<br />
ファンコンベクターとは、ガス給湯器で沸かした温水を室内機に引き込み、温水の通っている管に風を当てて温風を出す暖房装置です。<br />
今回は、「ファンコンベクターとはなにか」、「そのメリットデメリット」、「設置に適する場所」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■ファンコンベクターとは?<br />
ファンコンベクターは、熱交換機(コイル)・ファンモーターユニット・エアーフィルターで構成される「ファンコイルユニット」を暖房用途に仕立てた装置です。<br />
室外機が給湯システムとして温水を作り、室内機まで温水を引き込み、ファンで温水通路に風を当てることで温風を作ります。<br />
その他の床置間欠使用暖房との違いとして、「温風の温度が低い(約70℃)」「温風が浮き上がりにくく足元から温まる」ことが挙げられます。</div>
<div> </div>
<div>■メリット<br />
〇メリット1.「空気を汚さない」<br />
ファンコンベクターは、強制対流式かつ間欠使用型暖房でありながら、石油ストーブのように、室内で火を燃やさないので空気を汚しません。</div>
<div> </div>
<div>〇メリット2.「エアコンより静か」<br />
間欠使用型の暖房にはエアコンもありますが、ファンコンベクターは一般的にエアコンよりも静かだと言われています。</div>
<div> </div>
<div>〇メリット3.「室内機の持ち運びができる」<br />
室内機は持ち運びができ、部屋の美観やスペースの確保が必要な際に移動させることが簡単です。<br />
さらに、別の部屋でも温水コンセントとつなげれば、その部屋で使用することができます。</div>
<div>〇メリット4.「過度な乾燥・結露がしにくい」<br />
ファンコンベクターは、過度な乾燥や結露を防ぐ効果があると言われています。<br />
そのため、窓付近に設置されることが多いようです。</div>
<div> </div>
<div>■デメリット<br />
〇デメリット「工事が必要である」<br />
ファンコンベクターのデメリットとして、室外機の設置や室内機用『温水コンセント』の設置工事が必要なことが挙げられます。</div>
<div>■ファンコンベクターに適した場所<br />
ファンコンベクターは、火を使わないことから『子供部屋や高齢の方の部屋』に設置するのに特におすすめされています。<br />
設置に工事が必要というデメリットを考慮すると、オフィスなどには向いていないかもしれません。<br />
部屋の中の位置では、特に窓際に室内機を設置しておくと、結露対策も可能なためおすすめです。</div>
<div> </div>
<div>以上が、「ファンコンベクター」についての解説でした。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等にお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
</div>
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2018-05-31T00:00:00+09:00
話題の空調設備「パネルラジエーター」とは?一次エネルギー省エネルギー計算事業者が解説!
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=30#block393-30
1
<div>
<div>「パネルラジエーターとは?どのような場所に使われるの?」</div>
<div> </div>
<div>このような疑問はありませんか?<br />
パネルラジエーターとは、壁付近に設置され、温水や蒸気を装置内で循環させることで輻射熱を伝えるパネル型暖房装置です。</div>
<div> </div>
<div>今回は、「パネルラジエーターとはなにか」、「そのメリットデメリット」、「設置に適する場所」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■パネルラジエーターとは?<br />
パネルラジエーターとは、温水を装置内で循環させ、その輻射熱で部屋全体を24時間常時温めることのできるパネル状の薄型暖房装置のことです。<br />
パネルラジエーターは、窓際の設置に適した暖房器具として知られ、寒冷の国では最も使われている暖房器具です。</div>
<div> </div>
<div>■メリット<br />
〇メリット1.「極端な高温にならず安全である」<br />
パネルラジエーターは、温水循環を利用しているため、表面温度が適切に保たれます。<br />
そのため、窓際においても壁に熱が伝わって焦げることもありません。<br />
窓際に設置することで、外気による室内の冷えや結露を防止できます。</div>
<div> </div>
<div>〇メリット2.「薄型で見栄えがいい」<br />
他の暖房器具よりも面積を取らないため、非常にコンパクトな形状をしています。<br />
壁際にも置けるので、室内で邪魔になりにくいと言われています。</div>
<div> </div>
<div>〇メリット3.「熱が広がる」<br />
エアコンやストーブのように特定方向に温風を出すのではなく、輻射で全方向に熱が伝わります。</div>
<div> </div>
<div>〇メリット4.「静かである」<br />
パネルラジエーターには、送風機能やファンがないので、数ある暖房器具の中でも非常に静音です。</div>
<div> </div>
<div>〇メリット5.「つけっぱなしにできる」<br />
極端な高温にならない性質から、パネルラジエーターはいわゆる『つけっぱなし』が可能です。<br />
そのため、「室内に入るといつでも暖かい」といった環境を作ることができます。</div>
<div> </div>
<div>■デメリット<br />
〇デメリット「電気代がかさみやすい」<br />
パネルラジエーターは、大きいものでは24時間使用するのが一般的で、その分電気代がかさんでしまうデメリットがあります。</div>
<div> </div>
<div>■パネルラジエーターに適した場所<br />
パネルラジエーターは、『子供が使う場所』に設置するのが特に適していると言われています。<br />
数ある暖房器具の中でも「ずっと温かい」「子供でも安全である」暖房器具は珍しいです。<br />
家庭では、寝室や子供部屋、トイレ洗面所と風呂近くなどがおすすめです。<br />
また、学校の教室や事務室にも適しています。</div>
<div> </div>
<div>以上が、「パネルラジエーター」についての解説でした。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
</div>
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2018-05-26T00:00:00+09:00
電気蓄熱暖房機とは?一次エネルギーの省エネルギー計算の項目に含まれる空調設備
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=29#block393-29
1
<div>「電気蓄熱暖房機とは?」</div>
<div>「電気蓄熱暖房機の良さって何?」</div>
<div> </div>
<div>このような疑問をお持ちではないでしょうか?<br />
聞きなれない方も多いかと思われる「電気蓄熱暖房機」とは、電力を使う時間を、夜間など特定の時間帯に絞ることで電気料金を安くすることのできる暖房装置です。</div>
<div> </div>
<div>今回は、「電気蓄熱暖房機とはなにか」、「そのメリットデメリット」、「設置に適する場所」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■電気蓄熱暖房機とは?<br />
電気蓄熱暖房機とは、電気料金の安い夜間に電力を暖房器内に溜めておき、日中に溜めた電気を使い暖房機能を発揮する暖房機のことです。<br />
電気蓄熱暖房機は、蓄熱レンガと呼ばれる蓄熱体を内蔵し、レンガの隙間に設置された、電気で熱を発する発熱体からの熱を設定された時間帯に吸収します。</div>
<div> </div>
<div>■メリット<br />
〇メリット1.「電気代の節約につながる」<br />
設定すれば電気料金の安い夜間だけに絞って電気を用いるので、暖房にかかる費用を安くすることができます。</div>
<div><br />
〇メリット2.「メンテナンスがいらない」<br />
電気蓄熱暖房機は構造の単純性から、メンテナンスなしで10年は使用できると言われています。<br />
また、エアコンのフィルター掃除やストーブの給油のような手間もありません。</div>
<div><br />
〇メリット3.「熱が広がる」<br />
エアコンやストーブのように特定方向に温風を吹出すのではなく、輻射で全方向に熱が伝わります。</div>
<div><br />
〇メリット4.「蓄熱時も温かい」<br />
夜間蓄熱している間も放熱しているため、日中だけでなく夜間も暖かい状態を保つことができます。</div>
<div> </div>
<div>■デメリット<br />
〇デメリット1.「重い」<br />
内部にレンガが入っているので、暖房機の重量が増します。<br />
そのため、床面の補強工事や転倒防止策が必要になる場合があります。</div>
<div> </div>
<div>〇デメリット2.「温度調整が難しい」<br />
レンガには、「一度温まると冷めにくい性質」がある為、急な温度調整は難しくなります。</div>
<div> </div>
<div>■電気蓄熱暖房機に適した場所<br />
使用頻度の高い場所は常に暖かくしておくことで、より快適に過ごせるので、電気蓄熱暖房機は、『使用頻度の高い』箇所に設置するのが良いとされています。</div>
<div>使用頻度の高い場所に置くことで、暖房料金をより安く抑えることができます。</div>
<div>また、音が出ず空気を汚しにくい性質も注目すべきポイントです。</div>
<div>オフィスでは、『デスク周り』、家庭では『リビング・寝室』に設置すると良いでしょう。</div>
<div> </div>
<div>今回は、「電気蓄熱暖房機とは、メリットデメリット、設置に適する場所」について解説しました。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
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2018-05-21T00:00:00+09:00
一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な6つの設備とは?
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=28#block393-28
1
<div>
<div>オフィスの増改築・マイホームの新築の際などに必要な省エネルギー計算ですが、いったい何を、どうやって計算すれば良いのでしょうか?<br />
今回は、「建築物の省エネルギー性能の評価法」、「一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な設備」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■建築物の省エネルギー性能の評価方法<br />
1.外皮性能<br />
住宅の窓や外壁などの外皮部分には、「夏にどれだけ熱を吸収しないか」、「冬に熱を逃がさないか」などの性能が求められます。<br />
外皮性能は、『外皮平均熱貫流率』と『冷房機平均日射取得熱取得率』で表されます。<br />
地域により基準が定められており、温暖な地域・寒冷な地域など、夏の暑さや冬の寒さを気にする必要のない地域では、これらの基準値の計算が不要な場合があります。</div>
<div> </div>
<div>2.一次エネルギー消費量<br />
建築物の一次エネルギー消費量計算値(設計一次エネルギー消費量と呼ぶ)が、法律で定める基準値(基準一次エネルギー消費量)を超えていない場合、省エネ基準に適合していると判断されます。</div>
<div> </div>
<div>※一次エネルギーとは?<br />
一次エネルギーとは、化石燃料・原子力・水力・太陽光・風力から得られるエネルギーのことです。</div>
<div>また、二次エネルギーとは、一次エネルギーから一度変換された、電気・灯油・ガスから得られるエネルギーのことを指します。<br />
建築物では、二次エネルギーがエネルギー源になりますが、建物の総消費エネルギーを計算する際には、通常一次エネルギーに単位変換します。<br />
これらの一次エネルギー消費量は一年間に消費されるメガジュール[MJ/年]の単位で表されます。</div>
<div> </div>
<div>■省エネルギー計算で一次エネルギーが考慮される設備<br />
建築物の省エネルギー計算で、一次エネルギーが考慮される設備は主に以下の6つです。</div>
<div> </div>
<div>1.空気調和設備(冷暖房など)<br />
2.機械換気設備(換気扇など)<br />
3.照明設備<br />
4.給湯設備<br />
5.昇降機(エレベーターなど)<br />
6.エネルギー利用効率化設備(太陽光発電やコージェネレーション設備など)</div>
<div> </div>
<div>1~5までの設備の一次エネルギー消費量計算値の合計から、6で作られる一次エネルギー生産量を引いて建築物全体の設計一次エネルギー消費量を計算します。</div>
<div> </div>
<div>以上が「一次エネルギーの省エネルギー計算が必要な設備」についての解説でした。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算にお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
</div>
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2018-05-16T00:00:00+09:00
COP21で採択されたパリ協定の目標とは?分かりやすく解説します!
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=27#block393-27
1
<div>
<div>実は、日本の省エネ対策とパリ条約は深く関係しているんです。</div>
<div><br />
「国際条約なんて自分には関係ない!」と思っている方でも、マイホームやオフィスを作る際には、建築物に関する法律に従う必要があります。</div>
<div>つまり、日本政府のパリ条約参加や省エネ政策の影響を知らぬ間に受けているのです。</div>
<div><br />
今回は、「パリ条約とは何か、パリ条約の目標、パリ条約後の日本の変化」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■パリ協定とは?<br />
パリ協定とは、2015年に開催された、第21回気候変動枠組条約締約国会議(略称COP21)で採択され、2016年11月に発効された国際協定です。</div>
<div>条約締約国全196カ国が参加しており、2020年以降の温室効果ガス排出削減を目的としています。<br />
また、パリ協定は、京都議定書に次ぐ歴史上二回目の気候変動に関する国際的な取り組みであり、途上国が温室効果ガス削減目標を掲げた史上初の国際協定です。</div>
<div> </div>
<div>■パリ協定の目標とは?<br />
パリ協定の目標は、「産業革命前からの世界の平均気温上昇を2℃未満に抑えて、可能であれば1.5℃未満に抑える努力をする」ことです。</div>
<div>京都議定書とは違い、先進国各国だけでなく途上国にも削減目標を掲げることが求められました。</div>
<div><br />
ただし、義務化されたのは「削減目標の設定」であり、「削減目標の達成」は義務ではありません。</div>
<div> </div>
<div>■パリ協定以降の日本の変化<br />
日本は、パリ協定で「2030年度までに2013年比で温室効果ガス排出量を26%削減する」といった目標をまとめた『日本の約束草案』を提出しました。<br />
国土交通省によると、2030年度の2013年度比産業部門エネルギー消費量を7%減、運輸部門を28%減、民生家庭部門を40%減、民生業務部門を39%減することをエネルギー消費部門別の目標にしています。</div>
<div><br />
部門別エネルギー消費量の変遷としては、運輸・産業部門の消費量は減少しており、民生部門(実質、家庭や企業のオフィスなどの建築物が該当する)の消費量だけが著しく増加している状況です。そのため、部門別削減目標でも民生部門に重点が置かれています。</div>
<div><br />
民生部門のエネルギー効率の向上を目的に、『建築物省エネルギー法』が2017年4月に全面施行され、新築または増改築される建築物の省エネルギー基準に関する制度が厳格化されています。</div>
<div> </div>
<div>今回は、『パリ条約とその目標、日本の変化』についてお話ししました。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等でお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
</div>
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2018-05-11T00:00:00+09:00
「京都議定書の歴史とその後の影響」を分かりやすく解説!
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=26#block393-26
1
<div>
<div>「京都議定書策定の歴史を知りたい!」<br />
「なぜ日本は省エネにこんなに取り組むのだろう。」</div>
<div> </div>
<div>今回は、このような疑問や要望にお応えするため、「京都議定書の歴史とその後の影響」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■京都議定書とは<br />
1997年12月京都で開催されたCOP3(気候変動枠組条約締約国会議)で、先進国が排出する温室効果ガスの削減目標と達成方法をまとめたものを指します。</div>
<div>COPでこの「京都議定書」が合意され、2005年2月に発効されました。</div>
<div><br />
先進国全体の、2008~2012年内の6つのガス(二酸化炭素、メタン、一酸化炭素、HFC、PFC、SF6)の排出量を、削減基準年の排出量を5倍した値から5.2%削減することを目標としました。</div>
<div> </div>
<div>■京都議定書の背景<br />
冷戦終結後G7の結束を誇示するために議題に挙げられた地球環境問題は、その後世界各地で議論されました。<br />
トロントでの「変化する地球大気に関する国際会議」やINCが開かれてからは以下の流れです。</div>
<div> </div>
<div>・1992年:リオデジャネイロ国連環境開発会議で気候変動枠組条約採択<br />
・1994年:気候変動枠組条約発効<br />
・1995年:COP1ベルリンで「締約国の義務の強化」、「途上国への削減義務の免除」が決定<br />
・1996年:COP2ジュネーブでCOP3が日本で開催されることが決定<br />
・1997年:COP3日本で「法的拘束力を持つ文書」である京都議定書の作成<br />
※COP(気候変動枠組条約締約国会議)</div>
<div> </div>
<div>■京都議定書のその後の影響<br />
世界金融危機や欧州債務危機が追い打ちし、日本を含む署名した全ての国とEUが削減目標を達成しました。</div>
<div><br />
2012年末に第二約束期間(2013年~2020年)の温室効果ガス削減に関する京都議定書改正案がドーハで採択されましたが、締約国の承認が足らず、この期間の日本削減数値目標はありません。</div>
<div> </div>
<div>また、2011年に福島原発事故が起きた日本は、2014年にエネルギー基本法を制定し、基本的概念として「エネルギーの安定供給」、「経済効率性向上」、「環境への適合」、「安全性」を掲げています。</div>
<div><br />
2015年には、COP21で採択されたパリ協定で、2030年度までに2013年度比26.0%減を目標に掲げています。<br />
現在の日本は、「徹底的な省エネの推進」、「エネルギーミックス」、「再生可能エネルギーの導入」、「メタンハイドレート・水素エネルギー・LNG等の新エネルギーの利用」に注力しています。</div>
<div> </div>
<div>このような流れで、現在の日本は省エネ技術最高水準国として、建築物の省エネルギー対策に取り組んでいます。</div>
<div> </div>
<div>以上が、「京都議定書の歴史とその後の影響」についての解説でした。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
</div>
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2018-05-06T00:00:00+09:00
建築物の省エネルギー基準の変化の流れと部門別エネルギー消費量の推移
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=25#block393-25
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<p class="p1">
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span.s1 {font-kerning: none}
</style>
</p>
<div>全ての建築物は、法律の定める省エネルギー制度に従う義務があります。</div>
<div> </div>
<div>「そもそも省エネルギー基準とは何なのか?」</div>
<div>「法律の改定が多く分かりづらいので、どのように変わっていったのかをまとめて知りたい」</div>
<div> </div>
<div>今回は、このような声にお応えするため、「建築物の省エネルギー基準の変化の流れと部門別エネルギー消費量の推移」について解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■建築物の省エネルギー基準の変化の流れ<br />
昭和54年に制定された『省エネルギー法』はその後改定を繰り返し、建築物の省エネルギー基準を、外皮性能に対するPAL(年間熱負荷係数)と空調設備に対するCEC(エネルギー消費係数)で評価する仕組みを定めていました。</div>
<div> </div>
<div>平成25年の省エネルギー法改定後には、『外皮平均熱貫流率UA』などの外皮性能の基準と、建物全体の省エネ性能を示す『一次エネルギー消費量』で建築物の省エネルギー性能を評価する仕組みが定められました。</div>
<div> </div>
<div>平成14年以降、延床面積2,000平方メートル以上の全建築物で「建築物の省エネルギー措置に関する届け出」が必要になり、平成27年に公布された『建築物省エネ法』では、従来の省エネルギー法によって定められていた内容から以下のような変更がありました。</div>
<div> </div>
<div>従来、2,000平方メートル以上の非住宅建築物の新築または増改築時に、今までは「届出を提出し、もし基準に満たない場合指示・命令を受ける」という内容でしたが、施行後は「基準の適合が義務化」とされました。</div>
<div> </div>
<div>また、300平方メートル以上2,000平方メートル未満の全建築物において、「届出を提出し、もし基準に満たない場合勧告を受ける」という内容でしたが、「指示と命令を受ける」ことになりました。</div>
<div> </div>
<div>■各エネルギー部門別エネルギー消費の推移<br />
エネルギーの部門区分は「産業」・「運輸」・「民生」で、下記のように3つに分かれます。</div>
<div> </div>
<div>「産業」部門は第一次産業と第二次産業に属するエネルギー消費「民生」部門は、家計の第三次産業に属するエネルギー消費<br />
「運輸」部門は輸送・移動のエネルギー消費</div>
<div> </div>
<div>産業部門では、オイルショック以降省エネの浸透や産業構造の変化からエネルギー消費が減少し、運輸部門もエネルギー消費が減少しています。<br />
それに対し、住宅の利便性の追求や業務の機械化等の理由から民生部門のエネルギー消費量だけが増加しています。<br />
これが、日本政府が建築物の省エネ対策に注力する一つの理由です。</div>
<div> </div>
<div>今回は、「建築物の省エネルギー基準の変化の流れと部門別エネルギー消費量の推移」についてお話ししました。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。</div>
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2018-05-01T00:00:00+09:00
建築物の消費エネルギー計算が必要な理由とは?
https://xplan.co.jp/publics/index/64/detail=1/b_id=393/r_id=33#block393-33
1
<div>建物を新築・増改築する際、建物の規模に応じて省エネ基準適合義務が発生することを知っていますか?</div>
<div> </div>
<div>2017年に施行された建築物省エネ法により、2,000平方メートル以上の非住宅用途の建築物の省エネ基準適合が義務化されました。</div>
<div> </div>
<div>では、なぜ日本政府は建築物の省エネルギー対策に力を入れているのでしょうか?</div>
<div> </div>
<div>今回は、「建築物に消費エネルギー計算が必要になった背景」を解説していきます。</div>
<div> </div>
<div>■その1.「日本がエネルギー効率に高い関心を持っている」<br />
日本はエネルギー効率への意識の高い国です。<br />
それを裏付ける「日本のエネルギー対策・環境問題対策の歴史」が以下の通りです。</div>
<div> </div>
<div>・「サンシャイン計画」(1974~1993)<br />
新エネルギー技術研究開発についての長期計画です。</div>
<div> </div>
<div>・「ムーンライト計画」(1978~1993)<br />
省エネルギー技術研究開発についての長期計画です。</div>
<div> </div>
<div>・日本で、省エネルギー法公布(1979)<br />
工場、輸送、建築物、機械器具のエネルギー効率を向上させることを目的とした法律です。<br />
1983、1993、1998、2002、2005、2008、2013年と頻繁に改定を繰り返しています。</div>
<div> </div>
<div>・「ニューサンシャイン計画」(1993~2000)<br />
サンシャイン計画にムーンライト計画を統合した計画です。</div>
<div> </div>
<div>・京都議定書(1997議決2005発行)<br />
気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で採択され、日本は2008~2012年間の温室効果ガス排出量を1990年比で6%減とする削減目標を掲げました。</div>
<div> </div>
<div>・パリ協定採択(2015)<br />
COP21で採択され、日本は2030年度までに2013年度比26.0%減を目標とする「日本の約束草案」を提出しました。</div>
<div> </div>
<div>・日本で、建築物省エネ法の施行(2016)<br />
従来の、省エネ法の建築物省エネルギー対策に関する内容に、さらなる制度を加え、新たな法律として公布されました。</div>
<div> </div>
<div>このように、日本は昔からエネルギー効率について高い関心を持ち、様々な対策を行ってきているのです。</div>
<div> </div>
<div>■その2.「建築物に必要なエネルギー消費が増加している」<br />
国内消費エネルギー消費は「輸送」「産業」「民生」と3つの部門に分類されますが、オイルショック以降、省エネルギー対策の成果もあり「産業」「輸送」部門のエネルギー消費量は減少しています。<br />
しかし、家計と第三次産業事業から成る「民生」部門のエネルギー消費量だけが上昇していたことから、政府は建築物の省エネルギー向上に注力するようになりました。</div>
<div>その政策の一環で、2015年に『省エネ法』の建築物に関する内容がまとめられた『建築物省エネ法』が公布されました。</div>
<div> </div>
<div>今回は、「建築物に消費エネルギー計算が必要になった背景」についてお話ししました。<br />
主に上記の2つの理由から、消費エネルギー計算が必要とされるようになったと言われています。</div>
<div> </div>
<div>株式会社エクス・プランは、東京・大阪・松江・米子に拠点を持ち、「建築設備設計・積算業務・省エネルギー措置届出支援業務・CASBEEⓇ申請書作成支援業務」等の業務を行っています。</div>
<div> </div>
<div>省エネ計算等でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。</div>